プロフィットファクターとは? [投資の基礎知識]


トレーダー、特にシステムトレーダーは、プロフィットファクターについて正確に理解しておく必要があります。さもないと、売買ロジックの評価ができません。運用成績のデータを見ても、どれくらい優れたシステムなのか、読み誤ってしまうとうことです。


プロフィットファクターは、ある期間の勝ちトレードの利益総額を、同じ期間のマケトレードの損失総額で割った値です。


例えば、勝ちトレードの利益総額が80万円、負けトレードの損失総額が50万円なら、プロフィットファクターは、


80 ÷ 50 = 1.6


となります。負けトレードの損失総額を必要コストと見なせば、かけたコストの何倍の利益が得られたか、がプロフィットファクターの意味です。


あくまで、コストに対する利益の比率なので、一定期間の利益率や利益額とは関係ありません。つまり、プロフィットファクターの値が大きいからといって、月利や年利が良いわけではありません。


また、プロフィットファクターは1.5~2.5程度が適正であり、それ以上大きくなると、カーブフィッティングの可能性が高まります。カーブフィッティングのロジックは、もちろん儲かるわけがなく、損失を垂れ流すことになるでしょう。


 


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利益の出る投資法はシンプル [投資の基礎知識]


よく、「勝ち続けているトレーダーの行なっている投資法はシンプルだ」と言われます。難しくて複雑な投資法が偉そうに見えるのは幻想だ、というわけです。


例えば、最近目にした株式投資法てつやの株でも、骨格になる売買ルールは1つです。あとは、その精度を高めるためのルールが複数ありますが、基本的な考え方はシンプルそのものですね。


もしも現在、あなたがトレードで勝てなくて投資法で迷っているのであれば、複雑な事を考える方向に進まないことが賢明です。


複雑な投資法の場合、実践しきれません。そして、勝てない場合に、何が悪いのかがわからず、いつまでも解決の糸口がつかめないといったことになります。「正解はシンプル」ということを頭の片隅に置いておきましょう。


タグ:投資法
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自動売買トレーダーの役目 [投資の基礎知識]


コンピュータ・プログラムがうまく稼いでくれるのが自動売買、ではありません。コンピュータ・プログラムは利益が積み上がる可能性が高いロジックで機械的に売買を繰り返しているわけですが、そのロジックで対処できない相場になれば損失を重ねたりします。


つまり、コンピュータ・プログラムは融通を利かせて気の利いた売買を行なうわけではなく、あくまでもルールに従って機械的に売買を繰り返すのみです。


そうした機械的な売買が通用する局面と、そうでない局面を見分けるのはトレーダーの役目です。通用しない局面では損失が膨らまないように、自動売買システムの運用を停止するか、ポジションを下げるなどの対応が必要です。


この部分の作業を行うのは一般的にトレーダーであり、システムが自動的にはやってくれません。


自動売買トレーダーの役目をイメージ的に述べれば、野球などの監督に相当します。有望な選手(=自動売買システム)の発掘と、試合(=トレード)の中での選手起用が主な仕事です。


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FX自動売買 - コストをかけずに始める [投資の基礎知識]

コストをかけずにFXの自動売買を行いたい人は、無料EAの活用を検討するとよいでしょう。


FX自動売買システムの典型的な構成は、


メタトレーダー + EA(Expert Adviser)


となっています。メタトレーダーは無料で利用できるので、無料EAと組み合わせれば、コストをかけずにFX自動売買を始められるわけです。


ただし、無料EAは玉石混交です。稼げるEAを見抜く事が需要です。


でも、これは高額で販売されているEAにも言えることです。その意味では、無料EAを利用して、稼げるEAを見抜く練習をするのもよいのではないでしょうか。


参考) FX自動売買システム 【無料】


タグ:FX自動売買
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エグジットが苦手な人 [投資の基礎知識]


エントリーよりエグジットの方が難しい、とよく言われます。


エントリーする時にはポジションを持っていないため、冷静な判断ができます。それに対して、エグジットする時には含み損や含み益が発生しているわけで、判断に欲や恐怖の感情が入り込みやすいですね。


これは自動売買ですら、問題になることがあります。自動売買といえども、システムを止めてしまえば注文は出されないので・・・。


どうもエグジットが苦手だという人は、最近流行り始めたバイナリーオプションを試してみると良いかもしれません。


バイナリーオプションは近い将来(最短で1分後程度)までに相場が変化する方向を当てる種目です。判定時間になると勝手に勝敗が決まるため、FXのようなエグジット注文が存在しません。


まあ、それだけ自由度が低いとも言えるのですが、エグジットが苦手な人には好都合であるとも考えられます。


参考:バイナリーギャラクシー
(バイナリーオプションのツール)


タグ:エグジット
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ブックメーカー投資をやった感想 [投資の基礎知識]

「勝率100%」という言葉の魅力に引かれ、ブックメーカー投資をやっています。その結果、ブックメーカー投資の“真の姿”が少しずつ見えてきた気がします。


まず、「勝率100%」というのは、もちろん、本当です。ただし、アービトラージの条件が成立している限り、という条件付です。


例えば、初心者のうちはスムーズにベットできなかったりします。それは、手順に慣れていないからです。そんな時には、時間がかかりすぎてアービトラージが消滅してしまったり、不適切な操作で両建てにならなかったりして、損失が出ることはあります。でも、これは熟練すればほとんどなくなるそうです。


1回のベットの利益率は大きくありません。
ベット金額の1%とか2%とか、そんなもんです。


安全のため、ベット金額は全資金に対して十分に小さくしなければなりません。つまり、ベットを多く行わないと資金は大きく増えないのです。


アービトラージの条件のもと、「勝率100%」は確かです。
ただ、稼ぐにはある程度の労働(ベット)は必須です。
でも、難しいわけではありません。慣れが必要なだけです。


以上が、ブックメーカー投資に対する感想です。


詳細は、「BookMaker Pro2012」等を参照。


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勝率100%はあり得ない? [投資の基礎知識]

FXや株式投資、日経225先物、商品相場など、一般的な投資ジャンルにおいては、勝率100%はあり得ませんよね。


「この投資法では負けることはありません」


などと聞くと、どうせインチキか怪しい話だろうと思う人が多いでしょう。特に、投資についてある程度の知識がある人はそうです。


しかしながら、1つだけ例外的な方法があります。


それは、「アービトラージ」とか、「裁定取引」とか、「両建て」とか呼ばれる投資手法です。


「アービトラージ」の本質は、同じ投資対象に関して異なる市場で価格差が生じた時に、すかざす、同時に反対の売買をすることです。


例えば、一方の市場で100円、他方の市場で90円なら、90円の方で買い、同時に100円の方で売れば10円の利益を得られますね。「アービトラージ」の基本は、こういう理屈です。


容易に想像できるように、「アービトラージ」が成立すれば勝率100%です。


実は、ここ2~3年、日本で実践する人が増えているブックメーカー投資は、「アービトラージ」を狙うものなのです。


といっても、対象は為替でも株でも指数先物でも商品相場でもありません。


ブックメーカー投資の対象は、欧米のスポーツくじです。


そして、価格差を狙うのではなく、同じ試合に関してオッズの差を狙うのです。


ハッキリしていることは、「アービトラージ」が成立している限り、勝率は100%であるということです。これは、どう考えても理屈上正しいんですね。


ブックメーカー投資について詳しく知りたい方は、


BookMaker Pro2012


などのサイトや教材を見るとよいでしょう。


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損失額を限定する [投資の基礎知識]

投資では、自分の取れるリスクを明確に決めて、その範囲内でどこまで利益を増やせるかを考えることが大事です。


ところが、投資初心者によくありがちなのが、リスク面を曖昧にしたまま利益を増やす事ばかり考えてしまうことです。そのため、知らず知らずのうちにリスクが許容範囲を超えてしまうんですね。


利益面を考える前に、リスク面をはっきりさせることが重要なのです。


具体的には、自分が最大限許せる損失額を決めると良いと思います。損失率ではなく、損失額です。その方が、自分にとってのインパクトがわかりやすいからです。


例えば、100万円の損失を考えたときに、それが全資金や毎月の収入に対してどの程度の大きさなのか、すぐにわかりますよね。


まずは、損失額の限度を決め、そこに到達したら“投資失敗”です。一旦、投資を中断し、何が悪かったのかを見直す必要があります。それを行わないと、全資金を失う可能性が高いです。


決まった損失額で損切りするスタイルのトレードでは、何連敗したら限度額に到達するかがわかります。その手法の勝率から考えて限度額に到達する確率が高い場合には、1トレードあたりのリスクが高すぎるのです。その場合には、ポジションサイズ(1トレードに投入する金額)を小さくする必要があります。


 


タグ:リスク管理
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