損失額を限定する [投資の基礎知識]

投資では、自分の取れるリスクを明確に決めて、その範囲内でどこまで利益を増やせるかを考えることが大事です。


ところが、投資初心者によくありがちなのが、リスク面を曖昧にしたまま利益を増やす事ばかり考えてしまうことです。そのため、知らず知らずのうちにリスクが許容範囲を超えてしまうんですね。


利益面を考える前に、リスク面をはっきりさせることが重要なのです。


具体的には、自分が最大限許せる損失額を決めると良いと思います。損失率ではなく、損失額です。その方が、自分にとってのインパクトがわかりやすいからです。


例えば、100万円の損失を考えたときに、それが全資金や毎月の収入に対してどの程度の大きさなのか、すぐにわかりますよね。


まずは、損失額の限度を決め、そこに到達したら“投資失敗”です。一旦、投資を中断し、何が悪かったのかを見直す必要があります。それを行わないと、全資金を失う可能性が高いです。


決まった損失額で損切りするスタイルのトレードでは、何連敗したら限度額に到達するかがわかります。その手法の勝率から考えて限度額に到達する確率が高い場合には、1トレードあたりのリスクが高すぎるのです。その場合には、ポジションサイズ(1トレードに投入する金額)を小さくする必要があります。


 


タグ:リスク管理
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